Q-Successは2月19日(米国時間)、「One in six websites uses Gmail as email server provider.」において、すべてのWebサイトのうち、6つに1つはGmailを電子メールサーバプロバイダーとして利用していると伝えた。

シェアとしてはGmailが最も多く、これにMicrosoft、GoDaddy Group、Endurance Group、Yandexが続いている。1位のGmailと2位のMicrosoftのシェアは2倍ほどの開きがあり、Gmailが電子メールサービスプロバイダーとして強い影響力を持っていることがわかる。

電子メールサービスプロバイダ 2020年2月時シェア
Gmail 16.7%
Microsoft 8.4%
GoDaddy Group 5.1%
Endurance Group 3.9%
Yandex 3.2%
United Internet 2.1%
Namecheap 1.6%
Zoho 1.3%
SiteGround 1.1%
OVH 1.1%
  • 電子メールサーバプロバイダのシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    電子メールサーバプロバイダのシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

電子メールサービスプロバイダーのシェアのデータは2019年11月から公開されており、それ以前のシェア動向は明らかになっていない。本稿執筆時で公開されているデータによれば、Gmailは2020年に入っても増加を続けている。逆にUnited Internetはシェアの下落が続いており、下落している電子メールサービスプロバイダーのシェアがGmailへ流れていると見られる。