福岡県に本社を構えるITベンチャー企業ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog (バックログ)」にプロジェクトで作成された課題をカード形式で管理する新機能「カンバンボード」β版を追加したことを発表した。

  • 「カンバンボード」イメージ(同社資料より)

    「カンバンボード」イメージ(同社資料より)

「Backlog」に追加される新機能「カンバンボード」は、作成されたプロジェクト内の課題をカードや付箋型のインターフェイスで管理する機能だ。カードには、未対応、処理中などのステータスを付与し、ドラッグ&ドロップでカードを移動しながら課題の進捗状況を更新していくことができる。この機能によりプロジェクト内に登録されている課題の状況がすべてカンバンボードに表示されるので、課題のステータスの確認及びプロジェクトの進捗状況をひと目で把握できるようになる。

  • 「カンバンボード」の画像イメージ (同社資料より)

    「カンバンボード」の画像イメージ (同社資料より)

「Backlog」は、チームのコラボレーションを促進するWikiや絵文字、"いいね"機能などを備えたコミュニケーションツールやガントチャートなどのスケジュール管理機能、SubversionやGitを使ったバージョン管理機能などを融合させているプロジェクト管理ツール。15年以上運用されており、利用者も100万人以上(同社調べ)と人気のツールだ。

「Backlog」の利用料金は、1GBのストレージと5つのプロジェクト、ユーザー数30に制限されたスタータープランが月額2,400円から。ストレージ30GB、プロジェクト100、ユーザー数無制限のスタンドダードプランが11,800円となっている。他にプロジェクト数やユーザー数が無制限のプレミアムプランやプラチナプランもある。