EC構築システムを提供するecbeingとデジタルマーケマーケティングやアドテクノロジーに強いオプトの両社は4日、それぞれの強みを活かし、EC分野におけるSNSマーケティングを強化するための業務提携を行ったことを発表した。

提携はECパッケージ「ecbeing」を提供するecbeing社とデジタルマーケマーケティングやアドテクノロジーに強いオプトが拡大するECとSNS利用をターゲットに業務提供するもので、それぞれが得意とするマーケティング領域を統合したコミュニケーションの戦略立案、実行、改善までのワンストップでのサービス提供を行う。

  • ecbeingとオプトの業務提携によるマーケティング対応範囲 (同社資料より)

    ecbeingとオプトの業務提携によるマーケティング対応範囲 (同社資料より)

両社は提携の背景に、拡大するEC市場と増加するSNS利用者の存在を挙げている。国内におけるEC利用者は平成30年(2018年)のBtoC-EC市場規模が18兆円で、前年比8.96%増と拡大の幅を伸ばしている(経済産業省発表)。また、ICT総研の2018年度の調査予測ではSNSの利用者も2019年末には7,764万人、2020年末には7,937万人に達すると予想している。