UiPathは10月25日、RPAソフトウェア「UiPath」と合計9社のAIソリューションの連携に関するPoC向けパッケージを提供開始したことを発表した。

提供を開始したPoC(Proof of Concept:概念実証)向けパッケージは、UiPathおよび対象AI製品の評価用ライセンス、UiPathおよび各AIソフトウェア企業による技術支援、UiPathのサンプルワークフローをパッケージ化して提供するもの。

対象エリアを絞りこみ、事前に連携シナリオとUiPathのワークフローなどを設定することで、RPAとAIソリューションの連携に関するPoCを短期間に実行可能にしているという。

PoC向けパッケージの参画企業と内容は、AI-OCR領域ではAI insideが「帳票読み取り業務自動化」、シナモンが「帳票読み取り業務自動化」、ファーストアカウンティングが「経費精算業務の自動化推進」。

また、機械学習領域ではaiforce solutionsが「需要予測業務自動化」、EAGLYSが「システムログ・機密データの自動暗号化、暗号データベースへの移管連携の自動化」、ALBERTが「IoT・画像認識による自動アラート通知」。

そしてChatbot/自然言語処理領域では、BEDOREが「社内サポート業務自動化」、NDIソリューションズが「営業業務支援自動化」、エーアイスクエアが「営業支援・レポート自動作成」となっている。

なお、これらのPoCパッケージは、10月30日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される「Forward III Japan」において展示およびデモンストレーションが行われるほか、9月20日にオープンしたRPAとAIの連携ソリューション研究開発施設「UiPath x AI Lab Japan」でも展示されている。