Microsoftは8月13日(米国時間)、2019年8月のWindows Updateの提供を開始したが、8月16日、「Windows 10, version 1903 and Windows Server, version 1903 - Windows Release Information|Microsoft Docs」において、一部のユーザーがWindows Updateを完了することができない不具合が発生していると伝えた。
この不具合が生じているのは、Windows 10バージョン1903とWindows Serverバージョン1903で、エラーコード0x80073701が表示されるという。Microsotは今後のリリースでこの不具合に対応すると説明している。
また、一部のユーザーにおいて、KB4512508をインストールした後にVisual Basic 6、Visual Basic for Applications、Visual Basic Scripting Editionなどを使用したアプリケーションやスクリプト、マクロなどが応答を停止することがあるという不具合も生じている。
この不具合は、次のオペレーティングシステムで発生している。
- Windows 10 version 1903
- Windows 10 version 1809
- Windows 10 version 1803
- Windows 10 version 1709
- Windows 10 version 1703
- Windows 10 version 1607
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 Enterprise LTSC 2015
- Windows 8.1
- Windows 7 SP1
- Windows Server version 1903
- Windows Server version 1809
- Windows Server version 1803
- Windows Server version 1709
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2 SP1
- Windows Server 2008 SP2
Microsoftは現在この問題の解決へ向けた取り組みを進めており、2019年8月末に修正版の提供を予定している。Windows Updateが失敗している場合、2019年8月末に提供が予定されるアップデートの登場を待つとともに、提供に合わせて迅速にアップデートを実施することが望まれる。