Fossbytesは8月10日(米国時間)、「Huawei's Android Alternative "Harmony OS" Will Be Open Source」において、Huaweiが開発を進めているオペレーティングシステム「Harmony OS」がオープンソースソフトウェアとして公開される見通しだと伝えた。
Huaweiは8月9日(中国時間)、開発者向けイベント「HUAWEI DEVELOPER CONFERENCE 2019」で「Harmony OS」を発表。HuaweiはHarmony OSをオープンソース・ソフトウェアとして公開することで、開発者コミュニティを形成し、開発の後押しをする狙いがあると見られる。
記事は「Harmony OS」の特徴として、以下を紹介している。
- Harmony OSはHauweiによって開発されているマイクロカーネルに基づくオペレーティングシステム
- HauweiはHarmony OSをオープンソース・ソフトウェアとして公開することを計画している
- Harmony OSはスマートフォン、ウェアラブルデバイス、スマートスピーカーテレビ、冷蔵庫、自動車などさまざまなプラットフォームを対象としている
- Haiweiは2019年後半に新しいオペレーティングシステムを搭載したスマートスクリーンプロダクトを中国で販売する
- HauweiはHarmony OSはAndroidの代替オペレーティングシステムではなく「プランB」と位置づけている
- Harmony OSの開発は2012年以降行われていることが知られている
- Hauweiは当初IoTデバイスに搭載することを目的としてHarmony OSの開発に取り組んでいた
- Hauweiは2年ほど前にHarmony OSをマルチプラットフォームプロダクトに変更した
- Harmony OSはHongmeng OSやArkOSなどと呼ばれることがある
Harmony OSが具体的にどのようなオペレーティングシステムでアプリの開発がどのようなものになるのか、Androidの開発と比べてどの程度の違いがあるのかなど、現段階では詳細は不明。今後のオペレーティングシステム公開が注目される。