オプティムは7月4日、兵庫県丹波県民局丹波農林振興事務所・丹波農業改良普及センター、兵庫県立農林水産技術総合センター企画調整・経営支援部と、丹波黒 大豆・枝豆、山の芋などの特産物の生産力を強化するため、AIやドローンをはじめとしたスマート農業ソリューションを活用した研究開発および実証実験を共同で実施すると発表した。

共同事業では、病害虫検知技術にかかる研究開発・実証として丹波黒大豆における検知可能病害虫の拡充、および新規作物の山の芋における葉渋病など、AIによる病害発生状況の早期検知手法の確立を目指す。

  • 丹波黒 大豆・枝豆、山の芋のイメージ

    丹波黒 大豆・枝豆、山の芋のイメージ

また、丹波黒、山の芋における最適な農薬散布手法等を検証し、ドローンによるピンポイント農薬散布テクノロジーを組み合わせた病害虫防除体系の構築する。

  • 「ピンポイント農薬散布」実施イメージ

    「ピンポイント農薬散布」実施イメージ

各者の役割として、兵庫県丹波県民局丹波農林振興事務所・丹波農業改良普及センターは共同事業に参画する経営体に対する農業技術および財政支援を、兵庫県立農林水産技術総合センター企画調整・経営支援部は農業改良普及センターと連携した病害虫防除に関する技術助言を、オプティムは共同事業に参加する経営体に対してドローン、AIを用いた病害虫発生検知技術およびピンポイント農薬散布テクノロジーをそれぞれ提供する。