伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は6月13日、米Spotinst LTDが提供するパブリッククラウドのコスト最適化ソリューション「Spotinst」の取り扱いを、同日より開始したことを発表した。
Spotinstは、クラウドサービスプロバイダが遊休リソースを安価で提供するスポットのクラウドサービスを、AIによる独自のアルゴリズムで価格の変動や利用の可能性を予測し、安定的かつ低価格で利用可能にするソリューション。
アマゾンウェブサービス(AWS)であれば、刻々と変化するスポットインスタンスの利用動向、リソース状況、料金を予測し、利用が停止される15分から20分前に別の最適なインスタンスを探し出して自動で入札し、利用を中断することなく環境の移行を行う。
スポットインスタンスの利用で得られる最大80%引きのコストメリットを生かしながら、人的なリソースを費やすことなく安定したクラウド利用が実現できるという。
なお、Spotinstは、AWSのほか、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureにも対応しており、今後はIBM Cloud、Alibaba Cloudへの対応が予定されているということだ。