Microsoftは5月13日(米国時間)、「WSL 2 Post BUILD FAQ|Windows Command Line Tools For Developers」において、ユーザからの質問に答える形で先日発表されたWSL2 (Windows Subsystem for Linux 2)の詳細について伝えた。当初発表された内容よりも詳しい内容が伝えられている。

伝えられている主な内容は次のとおり。

  • WSL 2はWSL 1が利用可能なすべてのSKUで利用可能になる
  • WSL 2では仮想環境としてHyper-Vを使用する
  • WSL 1を廃止する予定はなく、WSL 1とWSL 2は並列して実行することが可能
  • LinuxディストリビューションはWSL 1とWSL 2を切り替えることが可能
  • WSL 2の実行中はVMwareやVirtualBoxといった仮想環境を使うことができない。この点に関しては問題解決の方法を模索している
  • WSL 2の初期リリースではハードウェアアクセスサポートは制限されたものになる。シリアル、USB、GPUといったハードウェアには当初はアクセスできない。シリアルとUSBについてはWSL 1を使うことで当面は問題を回避できる
  • WSL 2ではネットワークにはホストと異なるIPアドレスが使用される。現在WSL1と同じよう取り組んでいる
  • WSL 2 Post BUILD FAQ|Windows Command Line Tools For Developers

    WSL 2 Post BUILD FAQ | Windows Command Line Tools For Developers

WSL 2はLinuxバイナリを実行するためにHyper-Vを利用する仕組みを採用したため、WSL 2を実行している間はVMwareやVirtualBoxといったサードパーティ製の仮想環境を基本的には使うことができないと説明がある点に注意が必要。Microsoftは「この問題の解決を模索している」と説明しているが、リリースまでに解決されなかった場合、サードパーティ製の仮想環境とWSL2を同時に利用できない可能性がある。