オービックビジネスコンサルタント(OBC)は5月10日、「給与奉行クラウド API version」を発売した。価格は、給与奉行クラウドi API version Aシステム 1ライセンスの場合(初期費用として別途5万が必要、ただし給与奉行10のユーザーでOMSS Long Lifecycle Supportの加入している場合は、初期費用は含まれない)で10万5600円/年~。

「奉行クラウド API version」は、API(Application Programming Interface)を利用することで、効果的に業務の自動化を実現し、周辺業務システムの自動連携ニーズに対応している。すでに「勘定奉行クラウド API version」を発売しており、今回の給与奉行クラウド API versionにより、必要な範囲で業務データを連携できる効率的なAPI連携により、業務生産性を向上させるという。

まずは、給与奉行クラウド API versionの第1弾として、KYODOUのハイブリッド型のシフト&勤怠システム「ShiftMAX(シフトマックス)」と連携する。

  • 「給与奉行クラウド&ShiftMAX連携」のイメージ

    「給与奉行クラウド&ShiftMAX連携」のイメージ

ShiftMAXは、セミオーダー感覚で柔軟にアレンジできるクラウド型勤怠管理システムであり、Excelを使った簡単操作でシフト作成、ワークフロー申請・承認、プロジェクト管理もリアルタイムに集計を可能とし、勤怠管理や集計に要していた手間を効率化できるという。

今回の連携では給与奉行クラウドの社員情報をShiftMAXが取得し、ShiftMAXの勤怠情報を給与奉行クラウドの勤怠項目へ書き込みを可能としている。これにより、ShiftMAXと社員情報や勤怠情報が連携することで、入社や異動時の社員情報の登録、月次の給与処理時に勤怠データを入力する業務の軽減が図れる。