TIOBE Softwareから2019年5月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2019年5月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 16.005%
2 C 14.243%
3 C++ 8.095%
4 Python 7.830%
5 Visual Basic .NET 5.193%
6 C# 3.984%
7 JavaScript 2.690%
8 SQL 2.555%
9 PHP 2.489%
10 Assembly language 1.816%
11 Objective-C 1.626%
12 Delphi/Object Pascal 1.406%
13 Perl 1.394%
14 MATLAB 1.366%
15 Ruby 1.343%
16 Visual Basic 1.317%
17 Groovy 1.173%
18 Swift 1.150%
19 Go 1.114%
20 PL/SQL 1.017%
  • 5月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    5月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 5月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    5月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

データマイニングや人工知能のニーズが高まっていることから、統計に関わるプログラミング言語は人気が高い状況が続いている。TIOBE Softwareはこの状況においてRが20位圏外に落ちることは驚きに値すると指摘している。この理由として、該当分野でPythonの採用が進んだことで、Rの必要性が下がっていったことを挙げている。

Pythonは長期にわたって増加傾向を続けている。TIOBE Softwareが指摘しているようにデータ処理の分野においてもPythonが使われるシーンが増えている。今後も同様の傾向が続くと見られており、今後もPythonが利用されるシーンは増え続けることが予想される。