TIOBE Softwareから、2019年4月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。
2019年4月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 15.035% | ↓ |
2 | C | 14.076% | ↑ |
3 | C++ | 8.838% | ↑ |
4 | Python | 8.166% | ↑ |
5 | Visual Basic .NET | 5.795% | ↑ |
6 | C# | 3.515% | ↓ |
7 | JavaScript | 2.507% | ↓ |
8 | SQL | 2.272% | ↓ |
9 | PHP | 2.239% | ↓ |
10 | Assembly language | 1.710% | ↑ |
11 | Objective-C | 1.505% | ↑ |
12 | MATLAB | 1.285% | ↓ |
13 | Ruby | 1.277% | ↓ |
14 | Perl | 1.269% | ↓ |
15 | Delphi/Object Pascal | 1.264% | ↓ |
16 | R | 1.181% | ↓ |
17 | Visual Basic | 1.060% | ↓ |
18 | Go | 1.009% | ↓ |
19 | Swift | 0.978% | ↓ |
20 | Groovy | 0.932% | ↑ |
2019年4月はC++がPythonを抜いて3位に返り咲いた。ただし、Pythonのシェアが下落したのではなく、Pythonの増加傾向をC++の増加が上回ったことによる結果と思われる。C++は長期にわたって下落傾向が続いていいたものの、2019年に入ってから増加傾向へ転じている。Pythonも増加傾向が続いており、どちらも今後さらにインデックス値を増やす可能性がある。
長期にわたって1位を確保しているJavaは依然として1位のポジションにあるが、下落の傾向が続いている。2位のC言語も長期で見ると下落を続けており、C++やPythonの存在感が強くなってきている。