NTTドコモは4月16日、「my daiz」にも使われている対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」を同18日から法人向けに提供開始すると発表した。初期費用は3000円、運用費用は利用頻度に合わせてテキストのみで対話サービスを利用するプランと、音声およびテキストで対話サービスを利用するプランの2つを用意し、従量課金と年間を選択できる。

  • サービス導入イメージ

    サービス導入イメージ

同サービスは、目的別にシナリオを作成することで、シナリオに沿った一問一答やユーザーとの自然な対話が可能となり、ユーザーからの問合せに対し、自動応答させるFAQチャットボットとして利用が可能で、コールセンターや社内外の問合せ応対時間短縮の効果が期待できるという。

また、同サービスで作成された対話型オリジナルエージェント(キャラクター)は、音声認識・音声合成機能を有しており、ユーザーと音声での対話を可能とし、エージェントが発する声色は50種類以上から選ぶことができる。

さらに、Web UIや「LINE」、ドコモビジネスプラスで提供している「WowTalk(ワウトーク)」などのチャットサービスに対応しており、合わせて導入することでチャットサービスをスムーズに構築することが可能となるほか、さまざまな外部サービスと連携できる機能を活用すればサービス拡張も可能としている。