デルとEMCジャパン(以下、Dell EMC)は4月16日、サーバポートフォリオ「Dell EMC PowerEdge」の機能を強化し、4月17日より提供開始することを発表した。

  • PowerEdge R740xd

    PowerEdge R740xd

今回、「PowerEdge」および「Dell EMC OpenManage」システム管理にさまざまな機能拡張が行われ、中でも「OpenManage FlexSelect Manage」および「FlexSelect Secure」は、「PowerEdge」システムの管理性とセキュリティーの柔軟性を高める新機能となった。

また、第2世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーおよびIntel Optane DCパーシステント・メモリーにより、インメモリーデータベース、仮想化、データアナリティクスのワークロードのアクセラレーションを実現し、1秒あたり最大2.7倍のトランザクションを処理が可能となった。

これを導入した企業は、高いコントロール能力やセキュリティーの強化、パフォーマンスとスケーラビリティーの強化といったメリットと機能を活用することができるとしている。

これらの新機能をサポートする「OpenManage」システム管理ポートフォリオで、システム管理から複雑さを排除することで、手間のかからないインフラストラクチャー管理を実現。また、「PowerEdge」サーバの重要な機能である「iDRAC」がサーバの導入、設定、更新、保守管理のプロセスを自動化するとしている。

  • PowerEdge R940

    PowerEdge R940

同製品は、デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供され、価格は「PowerEdge R640」が95万1024円〜(税別・配送料別)。提供開始時期として「Dell EMC OpenManage」のアップデートは「PowerEdge」ポートフォリオに対して2019年第2四半期中に提供開始が予定されている。