VimのIDE化を目指すSpaceVimの開発チームは、米国時間2019年4月8日、SpaceVim バージョン1.1.0をリリースしたことを公式ブログを通じて明らかにした。新機能としてFlyGrep.vimのフローティングウィンドウやDefxのサポート、SpaceVim内からのWindowsのフォルダー参照機能、インクリメンタルな曖昧検索を行うfzfのメニューを追加など、11機能を追加している。また、18のバグも修正された。より詳しい情報はリリースノートをご覧いただきたい。

  • SpaceVim バージョン1.1.0

    SpaceVim バージョン1.1.0

  • ローティングウィンドウに表示されるFlyGrep(GitHub内Add floating windows support for flygrep <a href="https://github.com/SpaceVim/SpaceVim/pull/2216" target="_blank">#2216</a>より)

    フローティングウィンドウに表示されるFlyGrep(GitHub内Add floating windows support for flygrep #2216より)

LinuxやmacOSはCurlでSpaceVimをインストールできるが、既存環境に影響を与える可能性が大きいため、WindowsはDockerでの試用をお薦めする。コマンドラインから「docker pull spacevim/spacevim」で取得し、「docker run -it --rm spacevim/spacevim nvim」で実行すればよい。

阿久津良和(Cactus)