2019年の年頭にあたり、マカフィー 代表取締役社長の山野修氏は、以下の年頭所感を発表した。

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年は、2018年1月に買収が完了しましたCASBのリーディングカンパニーである「Skyhigh Networks(スカイハイネットワークス)」をポートフォリオに加えるとともに、「デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業」を宣言し、エンドポイントのみならず、クラウド環境への注力を標榜しました。また、8月には、革新的で新しい発想のセキュリティポートフォリオ「McAfee MVISION(Multi Vendor InSights & Intelligence Open Environment)」を発表し、以降、変貌を遂げるサイバーセキュリティ環境に対応するべく、ポートフォリオの拡充を図っています。

一方、2018年のサイバーセキュリティ動向に目を向けてみると、仮想通貨が台頭し、仮想通貨のマイニングを目的としたマルウェアが急増、脅威の一形態としての存在感を高めました。日本でも一部サイトにおいて、仮想通貨マイニングマルウェアが埋め込まれ、利用者のデバイスが悪用されるといった事象が起こっています。また、クラウドへの移行が進む中、従来とは違ったセキュリティ課題が顕在化するだけでなく、クラウド上に格納してあるデータを狙った攻撃も発生しています。

2019年、日本では天皇即位をはじめ、G20大阪サミットやラグビーワールドカップ開催など大規模なイベント開催を控え、国際的だけでなくサイバーセキュリティの観点からも多くの注目を集めることになり、従来にも増して、セキュリティを強化していく必要があると感じております。また、2020年1月にはマイクロソフト社のWindows 7 SP1の延長サポートが終了を迎えるため、Office 365を搭載したWindows 10への移行が一層進むと考えられ、クラウド化が加速度を増し、ユーザー環境は大きく変貌を遂げていくことになるでしょう。変わりゆく環境に適応した最適なソリューションを提供するためにも、マカフィーは、パートナー企業との連携をより一層緊密なものとし、管理者負担の軽減を図るだけでなく、デバイスからクラウドまでを防御するセキュリティの強化に邁進してまいります。

今年も「デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業」の理念の下、パートナーや業界各社と協力し、安心・安全な社会の整備に向けて貢献してまいります。本年もより一層のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。