NTTドコモは、全国の教育委員会、小学校の先生向けに、プログラミング教育用ロボット「e-Craftシリーズ embot」を活用したプログラミング教育支援サービスを、12月10日から開始すると発表した。

今回ドコモでは、小学校の教育指導要領に沿ったプログラミング教育の指導事例、指導案などを収録した冊子や、プログラミングを活用した授業を行うためのサポート教材を収めた「embotプログラミング授業サポートツール」をナリカと開発。

  • 「embotプログラミング授業サポートツール」

また、小学校でのプログラミング教育の目的や、算数や理科などの科目でのプログラミングを活用した指導方法などについて解説する動画配信サービスおよび、教育委員会や小学校の要望に応じて、自由にカリキュラムを設計できる、先生向けプログラミング教育の研修サービスを提供する。

また、12月下旬より千葉県の一部のドコモショップにて、「embot」を活用した子ども向けのプログラミング教室をトライアル実施する。本教室では、子どもたち自身でロボットの役割を考えて、役割に応じた動きをプログラミングし、命令通りに実際にロボットが動くかどうか確認するといった一連の流れを体験できる。