LINE Payは11月26日、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において12月6日からfreeeが開発・運営する「クラウド会計ソフトfreee(会計freee)」のOEMで「LINE店舗経理」として取り扱いを開始したと発表した。価格は、980円/月~3980円/月。

今回、SMBの業務効率化を目指す共通点をもつ両社の業務提携後の取り組み第1弾として会計freeeをOEMしたLINE店舗経理を開始。

個人事業主の確定申告や、SMBにおける経理業務が簡単にできるクラウド会計ソフトで、無料でスタートでき、全国のLINE Pay加盟店や37万超(2018年10末月時点)の認証済み「LINE@」アカウントの運営企業などに対し、決済や販促を超えた、店舗経営のソリューションサービスとしてLINE店舗経理を案内していく。

販売開始当初は会計freeeのサービス内容と同様となるが、今後はLINEトーク上でチャットボットを使い、質問に答えていくことで個人事業主が確定申告をする際の準備ができる機能や、店舗の経営に関する情報をLINEアカウントで通知するなど、LINEならではの簡単・便利な機能を搭載し、改善していくほか、サービスリリースを記念して、最大3カ月分無料のキャンペーン(12月6日サービス開始以降)を実施。

また、11月26日からは利用前のユーザー向けに開設サポート用LINEアカウントを用意し、利用内容に関して必要な情報を提供し、1:1トークによる申込み相談も開始する。

  • 開設サポート用LINEアカウントのイメージ

    開設サポート用LINEアカウントのイメージ

今後はLINEと連携し、トークでのLINE店舗管理に関する通知機能や、チャットボットでの確定申告準備ができるLINEアカウント開設も予定している。

  • 契約後のユーザー向けLINEアカウント

    契約後のユーザー向けLINEアカウント