リコーは、「リコー 個人認証システム AE2」と、NECの顔認証管理システムを連携することで、従来のICカードや手入力に加えて顔認証への対応を実現したと発表した。この連携システムの提供は11月9日に開始するという。
顔認証との連携により、利用者は複合機やレーザープリンタの脇に設置したカメラに顔を向けるだけで認証を行うことが可能で、印刷認証だけでなく、スキャナーやコピー機能などの利用権限制御を行うことが可能となる。
今後は、官公庁や金融機関に加え、「すでに入退・勤怠管理やPCのログオンなどに顔認証を導入しているが複合機やプリンタのセキュリティも顔認証で統一したい」といったユーザーや、「工場でIC カードは機械に巻き込まれそう」、「衛生上、IC カードが使えない」といった業種業務上IC カードの利用が適していないユーザーにも拡販していくという。