グローバルウェイは10月10日、「情報・通信業界の年収ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「格安スマホ、 格安SIM」「SNS・無料通信」「ソフトウェア」「クラウドサービス」「通信キャリア」「ポータル・ネット広告」「携帯向けコンテンツ」「ITサービス」に記載があり、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に雇用形態が正社員のユーザーから給与明細投稿が20件以上寄せられた企業を対象にしたもの。

第1位は、能力主義の報酬制度をとっており、 「他社に負けない給与」をうたうSAPジャパン(平均年収1028万円)だった。「年俸制ですが別にボーナスが支給されます。 手当などはすべて年俸(基本給)に含まれているため、 給与明細はシンプルでわかりやすい」(サポートエンジニア/30代後半男性/年収800万円)といったクチコミが寄せられている。

第2位は日本マイクロソフト(平均年収931万円)だった。 2017年から新卒初任給を大幅に増額しており、 2019年4月入社の新卒初任給は、 学部卒で基本年俸620万円となっている。「報酬についてはかなり高いほうだと思う。 みな30代から普通に1000万円を超えている」(システムコンサルタント/40代前半男性/年収1300万円)といったクチコミが寄せられている。

第3位はアクセンチュア(平均年収850万円)だった。「ここ3年ぐらい同業他社を意識し、 かなり昇給率がよい。 トップパフォーマに対しては個別に一時金が支払われる(2018年度の投稿)」(コンサルタント/30代後半男性/年収1500万円)、 「一般的なSIerに比べ給料は高いです。 2016年の12月より残業単価が下がる代わり、 評価が良ければそこそこのボーナスが支給されることになった」(システムコンサルタント/30代後半男性/年収800万円)といったクチコミが寄せられている。

  • 情報・通信業界の年収ランキング 資料:グローバルウェイ

同ランキングの平均年収は、「キャリコネ」にユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。