Sophosは9月19日(米国時間)、「iOS 12 is here: these are the security features you need to know about - Naked Security」において、iOS 12で導入されたセキュリティ機能を紹介し、有効にする方法を紹介した。記事では、ユーザーに対してセキュリティ機能を有効にすることを推奨している。
紹介されているセキュリティ機能は次のとおり。
CellebriteやGrayShiftのようにiOSのロックスクリーンを回避するデバイス対策として、2018年7月に公開されたiOS 11.4.1では「USB制限モード」が導入された。iOS 12では自動アップデートが導入されており、双方を有効にすることが推奨されている。設定の変更手順は[設定]→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]および[設定]→[Touch IDとパスコード]→[USBアクセサリ]をオフに設定。
パスワード管理アプリで自動補完入力を実施できる機能が導入された。LastPass、iPassword、Dashlane、Keeperなどのアプリはすでに対応版をリリース済み。これまでコピー&ペーストが必須だったシーンで自動入力が可能になった。この機能を利用するには、[設定]→[パスワードとアカウント]→[パスワードを自動入力]をオンに設定する。
iOSはAndroidと比較して新しいバージョンがリリースされてからのユーザーの移行のスピードが速いことで知られている。iOS 12からは自動アップデート機能が導入されたことで、今後は以前よりも速いペースでユーザーが最新版へ移行していく可能性がある。