エムケイとJTB、シャープは9月11日、ゲンの企画・プロデュースの下、シャープ製モバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した、京都の観光タクシー事業で協業すると発表した。

同事業は、ロボット工業会に採択された「平成29年度ロボット導入実証事業」で実施した『モバイル型コミュニケーションロボットを用いた観光ショーケース化』を事業化したもの。

エムケイは9月17日より、ロボットを活用した旅行商品「京の『ロボ旅』タクシー」を販売開始する。同商品は、ロボホンが旅のパートナーとしてタクシーに同乗し、位置情報をもとに、京都各所の観光情報や歴史、文化などを利用者に音声で案内する。

「京の『ロボ旅』タクシー」では、比較的静かな車内という環境を生かし、京都の観光情報や歴史、文化などさまざまな話題をロボホンが語りかける。ロボホンとの会話を通じて、利用者の感動の声や要望を聞き出すことで、今後のサービスに生かしていく。

同商品の代金は、2~3名でロボホン1体利用の場合は1人6000円、1名でロボホン1体利用の場合は7000円。おとなとこども(6歳以上)は同額で、6歳未満の幼児で座席不要の場合は無料。