Sophosは2018年9月6日(米国時間)、「Thousands of unsecured 3D printers discovered online|Naked Security」において、インターネットに接続された数千台の3Dプリンタが遠隔から悪用できる状況になっていると指摘した。

こうした問題はアクセス規制を行わない状態で3Dプリンタをインターネットからアクセスできるようにしている点にあるとされている。

こうした3Dプリンタからは過去の印刷データを窃取することができるほか、細工されたコードを送り込むことで3Dプリンタを破壊するような動作を行わせることもできるとしている。モデルによってはWebカメラが付属しており、こうしたデバイスを通じてモニタリングを行われるおそれもある。

記事では、第三者がアクセスできるような状態で3Dプリンタをインターネットに接続することには問題があることから、適切なアクセス制限を実施するなどして悪用されないようにすることが大切だと説明している。