Netcraftは8月24日(米国時間)、「August 2018 Web Server Survey|Netcraft」において、2018年8月のWebサーバのシェア調査の結果を伝えた。2018年8月はApacheがどのメトリックスにおいてもシェアを減らした一方、Microsoft IISが増加、nginxは引き続き大きな成長を見せている。
Apacheは依然として高いシェアを持っているものの、長期にわたって減少する傾向を見せている。Microsoft IISはWebサイト数ベースで増加を続けているほか、nginxは成長を継続している。nginxはまだどのメトリックスにおいても1位に到達していないが、主要プレーヤの中で唯一成長を継続しており、今後もシェアは増加すると見られる。
Netcraftは今回の調査報告において、Apache、Microsoft IIS、nginxという主要プレーヤー以外の、ベンダーが独自で開発しているWebサーバの台頭が目立っているとコメントしている。グラフでもこれら3プレーヤーに含まれない「その他」に位置づけられているWebサーバの増加が目立っており、ベンダーが目的に合わせて独自のWebサーバを推進する動きを進めていることが示されている。