これまで、さまざまな著名人のInstagramのアカウントが不正にログインされたり、乗っ取られてデータを削除されたりといった被害が報じられている。これは、著名人に限った話ではなく、一般の人にも起こり得る話だ。Instagramに大切な写真をたくさん保存している人も多いだろう。

そこで、本稿ではマカフィーの公式ブログ「インスタグラム乗っ取り確認・対処法と安全に使うための3つの予防策」をもとに、Instagram乗っ取りの確認方法、対処方法、予防策を整理してみたい。

Instagramを乗っ取る目的は、他のSNSの乗っ取りと同様、「個人情報の窃取」「他のWebサイトへの誘導」「詐欺行為」などがある。

Instagramを乗っ取られて、IDとパスワードを盗まれた場合は、画像を勝手に投稿されたり、他人のインスタグラムに勝手なコメントを書き込まれたりするおそれがある。さらに、攻撃者に乗っ取られた上にパスワードを変更されてしまうと、アカウントの持ち主がログインすることができなくなってしまう。

乗っ取られているかどうかを確認する方法

Instagramを乗っ取られると、フォローしている相手にスパムメッセージのようなコメントを書き込まれるなど、攻撃者が勝手に投稿される可能性が高い。そこで、まずは身に覚えのない投稿がないか確認しよう。

それには、マイページから「投稿」をタップして、自分がアップロードしていない写真がないかどうかを確認すればよい。

  • 身に覚えのない投稿を確認する方法 資料:マカフィー

次に、心当たりのない「いいね!」をした写真がないかどうかも確認したい。「いいね!」の履歴は、マイページから画面の右上にある「…」から「『いいね!』した投稿」をタップすると、「いいね!」した投稿の写真が新しい順に表示されるので確認できる。

さらに、フォローした覚えがない人がないかどうかも確認してみよう。それには、マイページから、「フォロー中」をタップして、フォローしている人の一覧表示を確認すればよい。

  • フォローした覚えがない人がいないかを確認する方法 資料:マカフィー

乗っ取られた場合の対処法

上記の作業を行った結果、心当たりのない投稿や「いいね!」、コメント、フォローがある場合は、乗っ取られているかもしれない。この場合、パスワードを変更する必要がある。なお、ログインできない場合は、Instagramに問い合わせてアカウントを取り戻さなければならない。

スマートフォンからパスワードを変更するには、マイページから画面の右上の「…」と「パスワード」をタップして、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して変更すればよい。PCの場合、マイページから設定メニューを表示させて、パスワードを変更することができる。

ログインできない場合は、ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップして、ログインリンクを送信」ボタンの下にある「ヘルプが必要な場合」をタップする。すると、「サポートリクエスト」の画面が表示されるので、メールアドレスを入力し、項目を選んでリクエストを送信すればよい。

  • アカウントを取り戻す方法 資料:マカフィー

乗っ取りを防ぐための方法

Instagramに限った話ではないが、SNSを安全に利用する上でパスワードはカギとなる。そこで、パスワードは、容易に推測されないような文字列を選ぶようにしたい。アカウント名を使ったり、誕生日の数字を組み合わせたりすると、容易に推測されてしまう。

マカフィーでは、なるべく文字数を多くし、英文字の大文字と小文字、数字、さらに記号を組み合わせて、意味のない文字列にすることを推奨している。加えて、これまでさまざまな情報漏洩事件でも指摘されているが、他のサービスと同じパスワードを使い回すのはNGだ。

加えて、2段階認証の利用の乗っ取りの予防に役立つという。2段階認証とは、ログインする際に、あらかじめ設定した携帯電話番号に送られるセキュリティコードの入力が必要になるという機能だ。

この機能を有効にしておけば、パスワードが盗まれても、セキュリティコードを入力しないとログインできないため、不正ログインへの有効な対策となる。