日本ヒューレット・パッカードは7月19日、デュアルプロセッサクラスの性能を実現する経済性に優れたシングルプロセッササーバとして、AMD EPYCプロセッサー搭載の「HPE ProLiant DL325 Gen10 サーバー」を発表した。

  • 「HPE ProLiant DL325 Gen10 サーバー」

同製品は1Uラックで最大32のプロセッサコア、2TBのメモリ、40TBのNVMeストレージに対応し、高密度な仮想サーバおよびソフトウェアデファインドストレージワークロードを最適化する。

同製品をデュアルプロセッサーを搭載した他社製品と比較した場合、仮想マシン1台当たりのTCOを削減するという。

自社開発のシリコンチップ「HPE Integrated Lights-Out 5」に不変のセキュアアルゴリズムを直接焼き付けることにより、感染したファームウェアコードをサーバーが実行しないようにされている。

起動時のみならずサーバ稼働中もファームウェアの改竄の自動検知・復旧を行うセキュリティ機能のほか、AMD EPYCプロセッサーが搭載するメモリや仮想化の暗号化もセキュリティの強化に寄与する。

「HPE ProLiant DL325 Gen10」(1P/8コア(2.1GHz)、8GB RAM、iLO 5搭載)の価格(税別)は、49万9000円からとなっている。