ヴォーカーズは5月29日、同社が運営している企業リサーチサイト「Vorkers」において、「<サービス業界> 顧客満足につながる『社員満足』ランキング」を発表した。

同ランキングは、Vorkersに投稿されたサービス業界のクチコミと、独自に収集している「この企業を友人や家族にすすめたいか」というアンケートからスコアを集計し、サービス業界で働いている社員の満足度をまとめたもの。

第1位となったのは、ホテルやレストランを運営する「Plan・Do・See」だ。「MVP制度」があり、クチコミからは、年次にかかわらず社員がチャレンジできる職場であることがうかがえるという。

第2位には、結婚式準備の相談カウンターなどを運営する「リクルートゼクシィなび」が、第3位には東京ディズニーリゾートを運営する「オリエンタルランド」が続いている。

ディズニー関連企業は 第13位にディズニーストアを運営するウォルト・ディズニー・ジャパン、第20位にディズニーホテルを運営するミリアルリゾートホテルズがランクインした。年に1度、お互いを褒めあう制度(スピリットアワード)や、良いパフォーマンスを称える制度(ファイブスタープログラム)など、テーマパークらしい表彰制度が社員満足、さらには顧客満足につながっていると見られる。

Vorkersは、上位にランクインした企業のクチコミからは、「褒めあう文化」という共通点が見えてきたと分析。顧客を満足させることができたサービスを、上司や仲間からさらに評価されることで次の高いサービスが生み出されているようだ。

  • <サービス業界> 顧客満足につながる「社員満足」ランキング 資料:ヴォーカーズ