NTTテクノクロスは5月24日、モバイル端末に電話帳情報といった個人情報を登録せず、クラウドに情報を保持することで情報漏えいを防ぐ「ProgOffice Enterprise(以下、ProgOffice)」の新バージョンを6月8日から提供すると発表した。
新バージョンでは管理者が各ユーザのモバイル端末に登録している情報がないかを遠隔から検知できる。
また、「電話発信制御機能」がドコモケータイ(spモード)版アプリだけでなく、Androidスマートフォン版アプリでも利用できるようになる。これにより、モバイル端末の電話アプリからの発信も含めて、電話発信はProgOfficeに登録している番号だけに発信規制する。
そのほか、従来から提供している「電話帳や通話履歴の管理機能」に「SMSの監視機能」を追加。これにより、管理者は各ユーザの連絡相手やメッセージの内容を監視することや、ユーザが削除した通話履歴やメッセージも参照できる。