AIソリューション事業を展開するサイシードと、IoT製品開発などを手がけるStroboは5月14日、賃貸管理会社の業務効率化を目的としたソリューション提供に関する業務提携を締結したと発表した。

  • AIチャットで賃貸管理のスマート化

サイシードは自社開発のAIエンジンを用いてチャットや電話などの問い合わせ対応を効率化する「AI Chat Supporter」を提供している。一方でStroboは賃貸物件をスマートホーム化する賃貸管理会社向けプラットフォーム「Roomio」を提供している。

今回の業務提携によって、AI Chat SupporterとRoomioを連携。AIによるチャットのサポートができるようになることで、問合せの自動・半自動化を実現でき、管理会社の負担軽減と対応速度向上による入居者の満足度向上を図れるという。

  • AIチャットで賃貸管理のスマート化

    連携のイメージ

AI Chat SupporterではLINEやFacebook、Web上や自社アプリなど各種チャットアプリの管理画面に組み込むことができる。そのうえで、簡単な問い合わせに対してはAIが自動で回答を返し、自動では答えきれない内容についてはオペレータに引継ぎ、オペレータがAIからのレコメンドを基に回答を選択するという半自動応答のハイブリット機能を提供。さらに、AI Chat Supporterをデータ連携することで、情報を統合管理でき、回答を自動でパーソナライズすることが可能になるとしている。