デルは3月29日、VR (バーチャルリアリティ) の普及をさらに推進するための組織として、エヌビディア、ダッソー・システムズ、ボーンデジタルをはじめとする関係各社とともにVR研究会を発足させることを発表した。

VR研究会では、VR分野における共同検証やサービス開発による情報発信を行い、産業向けVR市場開拓を目標に、サービスやソリューション、インフラの提供を目指す。

VRに関する業界関係者における情報共有、意見交換の促進のほか、VRに携わる、あるいは携わりたい企業や文教(産学連携)の連携促進、産業向けVRビジネスの展開を目指す企業と連携したVR市場の活性化とVRビジネスの促進、動作確認済みの最適なVRインフラストラクチャ、ソリューションの提供を行う。

研究会の参加対象者は、VRコンテンツクリエータ、VRビジネスを展開しているシステムインテグレータ、ディストリビュータ、ISV / HW/ デバイスベンダー/ VRエンジン、VRを導入している企業・団体、VR学会関連企業・団体、エンドユーザ。

デルはこの研究会においてセールス/ 技術関連の支援(VRおよび弊社製品に関する技術情報、弊社VR製品に関するトレーニング、検証用ハードウェア貸出)や、マーケティング関連の支援(共同セミナーおよびイベントの開催、メディアを通じた露出、導入事例作成)を行う。

なお、この研究会には、日本マイクロソフト、SCSK、兼松エレクトロニクス、ダイキン工業、大日本印刷など20社以上が賛同している。