東芝デジタルソリューションズは1月30日、東芝コミュニケーションAI 「RECAIUS」シリーズの1つとして、組込み機器向けに「RECAIUS音声認識ミドルウェア ボイストリガー」の提供を開始すると発表した。

  • 好きなワードで機器を操作できる

    「RECAIUSボイストリガー」の適応領域

「RECAIUS音声認識ミドルウェア ボイストリガー」は、「ねえリカイアスくん、音量上げて」など特定のトリガーワードを検出する組込み機器用のミドルウェア製品で、機器側での音声アシスタントの起動や動作コマンドの受付を可能にする。

300KB程度と必要なメモリサイズが小さく、モリ容量が小さい機器にも組み込むことができる。また、計算量が小さいのでトリガーワードに素早く反応する。

常時スタンバイで常に音声を聞いているため、押しボタン式のトークスイッチは不要。言葉に注意を払う必要もない。トリガーワードは自由に設定することができる。現在の対応言語は日本語だが、2018年度に英語・中国語を始め順次対応する予定だとしている。