XYZプリンティングジャパンは、ダヴィンチシリーズ最大造形サイズ3Dプリンタの新製品「ダヴィンチSuper」 オープンフィラメント式を発表した。 2月20日まで予約販売を実施し、2月22日から順次発送、2月21日から正式販売開始予定となっている。
ダヴィンチSuper オープンフィラメントは、最大造形サイズ300×300×300mm、最大容積27,000cm3の3Dプリンタ。大型の試作品などの印刷が可能で、高精度の部品サンプルを効率的に造形することができる。
同製品は、デスクトップ型のFFF(熱溶解積層)方式プリンタで、他社製のフィラメントの使用が可能なオープンフィラメント式なので、さまざまな素材のフィラメントを使用できる。また、同社製フィラメントABS、PLA、タフPLA、PETGのほか、他社製ABS、PLATPE、PU、NylonやHIPSなど多種類のフィラメントの使用も可能となり、同プリンター1台で様々な素材のサンプル作成を実現する。なお、今後CarbonとMetallicなども対応の予定(専用ノズルが必要)となっている。
さらに「停電プリント再開機能」が搭載されており、停電直前のプリント状態を記憶し、通電再開後にエクストルーダが元の位置からプリントを再開することが可能となっている。「フィラメント交換再開機能」もついているので、プリント中にフィラメント交換プリント中断システムを作動させ、異なる色のフィラメントに交換してからプリントを再開することもできるということだ。
同製品は、2月20日まで39万8,000円(送料込み、税別)で同社Webサイトと直販サイトにて予約販売を実施し、2月22日から順次発送される予定となっている。また、予約販売キャンペーン期間中に予約すると、フィラメントがプレゼント提供(2個、色と素材はランダム出荷)される。正式販売は2月21日より開始され、同社Webサイトの他、家電量販店や販売代理店を通じて販売される。
なお、同製品は2月14日~16日に東京ビッグサイトで開催される「3D Printing 2018」の同社ブースにて実機の展示を行うということだ。