Vivaldi Technologiesは11月22日、WebブラウザVivaldiの最新版となる「Vivaldi 1.13」を公開した。Vivaldi 1.13ではタブの管理をさらに操作しやすくするためのウィンドウパネル機能が追加されたほか、ダウンロード機能の強化、便利機能の組み込み化などが実施されている。

Vivaldiは当初からタブ機能の強化に取り組んでおり、タブのグループ化やスタック化など、ほかの主要ブラウザがサポートしていない機能を提供している。今回のバージョンで追加された「ウィンドウパネル」はこうしたタブの操作を行うための新たなインタフェースで、左側に展開されるUIを使ってタブの入れ替え、グループ化、ピン留めなどの操作が可能になっている。タブUIを直接操作するのが細かくて難しいと思っているのであれば、この機能は便利だろう。

Vivaldi 1.13実行例

左サイドに表示される新しい「ウィンドウパネル」

ウィンドウパネルから本来のタブを制御可能

タブをツリー状に管理することもできる

そのほか、ダウンロード関連の機能が強化されており、ダウンロード中にブラウザを閉じようとすると警告を出すように動作が変更されたほか、ダウンロードの一時停止とレジューム、プログレスバーにダウンロード速度の表示などの機能が追加されている。