ソーシャルゲーム事業を展開するグッドラックスリーは10月12日、「世界のゲームコミュニティを進化させる」をビジョンとしたゲーム特化型ソーシャルプラットフォーム「LuckyMe(ラッキーミー)」をリリースするため、ICO(Initial Coin Offering)を実施することを発表した。

同プラットフォームは独自の仮想通貨(トークン)を発行・流通させることで、ゲーム内にとどまっていたゲーマーの経験をトークンより明示的に表現する。一般に、ソーシャルゲームは運営が終了するとゲーム内の資産も消えてしまうため、これまでゲーマーがそのゲームで磨き上げてきた攻略方法や、ゲーマー個々の目線で書かれたレビュー、コラムなどの情報に対価が供給されることがなかった。

ゲームの運営が終了すると資産がなくなっていた

LuckyMeでは、ゲーマー主権の分散型メディアを構築することで、良質な記事を執筆できるゲーマーと良質な記事を評価できるゲーマーが対価としてトークンを受け取ることができるようにし、健全なゲーマー同士のコミュニケーションを支援する。

また、LuckyMeではゲーマー主権で作成された記事をゲーマー主権で評価して、記事の品質を保つほか、過度なSEOによる集客を避け、ゲーマーが欲しい情報をより適切にゲーマーへ送り届けるという。

ゲーマー主権の分散型メディアで価値を生み出す