新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月30日、2017年3月末時点の「風力発電設備・導入実績」を公表した。
NEDOは、毎年度、単機出力10kW以上かつ総出力20kW以上の系統連系されているすべての風力発電設備を調査対象として、国内の電力会社からの聞き取り調査をもとに日本における風力発電設備・導入実績について、 「稼動年月」、「撤去年月」、「設置者」、「設置場所(都道府県、市町村)」、「定格出力」、「設置基数」、「総出力」、「風車メーカー」、「用途」の情報を集計し、公表している。
それによると、2017年3月末時点の設備容量は、前年度比7.8%増の約336万kW、設置基数は同5.0%増の2,203基。2016年度単年度では、設備容量約24万kW、設置基数105基の風力発電設備が導入された。なお、これらの数値は風力発電設備の廃止・撤去も考慮に入れた合計値である。
なお、都道府県別の導入事例や風力発電導入量の推移データなど、詳細については、NEDOの「日本における風力発電設備・導入実績」ページで参照できる。