メタップスリンクスは6月7日、広告主アプリの既存ユーザーに類似したターゲットへピンポイントで広告を配信できる「Metaps Audience Network」の機能拡充を発表。同社のマーケティングプラットフォームである「Metaps Analytics」を活用した新規ユーザー獲得機能「FETCH」を提供する。

同機能は、「Metaps Analytics」に蓄積されている20億以上のオープンIDを分析し、アプリ定着率や課金率が高くなりやすい特定の条件を持つ良質なユーザーを見つけ、その獲得を最大化させるというもの。特定の条件は、RPGやパズルなど、アプリのジャンルごとにも傾向が確認されており、「プレイ時間」「特定イベント」「課金転換」などから分析を行っているという。

サービスイメージ

ユーザーの獲得については、「Incentive/Non-incentive Media」を使用し、低単価でユーザーを集める。そして、 特定条件を突破するタイミングで2段階目のインセンティブを付与し、アプリへの定着を促す。ユーザーの獲得を2段階に分けることにより、効率よく良質なユーザーの獲得を進められるという。

同機能は「Metaps Analytics」を導入済みの企業より、5月下旬から順次提供を開始するとしている。