エヌ・ティ・ティ ネオメイトは5月30日、コールセンターにおけるチャネル統合のニーズに対応した「AQStage IPコールセンタサービス オムニチャネルプラン」を提供開始すると発表した。

同プランは、コールセンター利用者からのコンタクトチャネル(電話、メール、チャットなど)を統合し、シームレスな顧客対応/管理を実現するサービス。ジェネシスの「PureCloud」を基盤としている。

具体的には、マルチチャネル対応機能に加え、統合顧客管理機能、統合オペレーター管理機能、コールセンター機能を提供する。設計から構築・ヘルプデスク対応に加え、故障時の切り分けから復旧までを同社が一元的に対応するため、コールセンター運営者の導入・運用負担が軽減される。

「AQStage IPコールセンタサービス オムニチャネルプラン」の概要

近年、モバイルデバイスの普及により、コールセンターの利用者からの問い合わせはチャネル横断的に変化していることから、同社は同プランの提供に踏み切ったという。

同プランの利用により、コールセンター運営者は一貫性のある対応やシームレスな顧客管理による生産性と品質向上が可能になり、利用者は複数のチャネルにおいて不便を感じることなくコールセンターへ問い合わせることが可能になるとしている。

同プランはクラウド型で提供されるため、これまでチャネルごとに必要だった専用機器、チャネル間連携に必要な設定が不要となり、初期導入費用を低減できるうえ、機能追加も即時に反映されるため、常に最新のサービスを利用できる。

1拠点30席利用時の参考料金は、初期費用が300万円から、月額費用は50万円から。また、最低利用期間は1年となっており、契約から最短1カ月で提供が可能としている。