メルセデス・ベンツ日本は19日、小型SUV「GLA」をマイナーチェンジし、発売を開始したと発表した。

四輪駆動システム「4MATIC」搭載の新モデルを追加するなど、マイナーチェンジを実施した新型「GLA」が発売された

「GLA」は同社が7種展開するSUVラインアップのうち、車高1.55m以下というコンパクトなボディが主な特徴の車種。新型「GLA」では、エントリーモデル「GLA 180」(398万円)、可変トルク配分型の四輪駆動システム「4MATIC」を搭載した「GLA 220 4MATIC」(449万円)および「GLA 250 4MATIC(受注生産)」(513万円)、同じく「4MATIC」搭載のハイパフォーマンスモデル「メルセデス AMG GLA 45 4MATIC」(792万円)といった4モデルを展開する。

「GLA 220 4MATIC」

エクステリアとしては、同社SUVの多くで採用されている「パンチドグリル」を採用。アンダーガードがデザインモチーフとなったフロント/リアバンパーなど、SUVのオフロード特性をあらわすデザイン。リアコンビネーションランプは新型Eクラスでも用いられている「クリスタルルック」となっている。また、全モデルで直列4気筒直噴ターボエンジン(GLA 180は1.6l、これ以外のモデルは2.0l)を採用。ボディの空力性能をさらに最適化し、SUVモデルとしては低いCd値(0.29)を実現した。

「メルセデス AMG GLA 45 4MATIC」

また、すべてのラインアップで「アクティブブレーキアシスト(緊急ブレーキ機能)」、長時間運転時のドライバーの疲労度を検知、注意を促す「アテンションアシスト」、渋滞追従機能「ディスタンスパイロット・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をモニターする「ブラインドスポットアシスト」などの安全運転システムを搭載する。

メルセデス・ベンツ日本 代表取締役兼CEO 上野金太郎氏は、「GLA」について、同社としては若年層(30代)の購入比率が高く、メルセデスの車をはじめて買った人が約7割を占めるモデルであることに言及。そうしたユーザー層に訴求する内容として、ペットとのドライブを想定した各種アクセサリを紹介した。