ヤマハは3月6日、同社が2016年10月~2017年1月までの期間に製造したギガアクセスVPNルーター「RTX1210」の不具合対策情報を公開した。対象製品は15,005台になるという。

ギガアクセスVPNルーター「RTX1210」

対象製品においては、「RTX1210」のフラッシュROM上のファイルエントリー(メモリ上の各ファイルの記録位置情報)を記載している特定エリアに不正値が入っていたため、ファームウェア更新後に起動できなくなるなどの不具合が発生するという。

そこで、同社は不具合対象品から不正データを削除するなどの、対策プログラムの配布を開始した。同対策プログラムを適用する事で、不具合による症状を回避することができるという。

この問題についての説明と対処方法の詳細は、こちら(http://jp.yamaha.com/products/network/support/rtx1210_boot/)を参照。

対象製品

品名 : ギガアクセスVPN ルーター
機種名 : RTX1210
製造番号 : S4H071236 からS4H086240
台数 : 15,005台
製造期間 : 2016 年10月から2017 年1月
※上記製造番号に該当しないものは問題ないという。