Maxim Integratedの日本法人であるマキシム・ジャパンは、除細動器や心電図(ECG)診断/監視システムなどの医療機器を対象として、除細動パルスおよび静電気放電(ESD)に対する保護を提供する4チャネル除細動保護デバイス「MAX30034」を発表した。
同製品は、チャネルあたり2つの外付け抵抗ペアのみで、1次レベルのGDTのみ、またはGDTと必須の回路保護として従来からのソリューションである2次レベルESDダイオードのTVSを代替することが可能なもの。10万回以上の除細動パルスに耐え、その時点でもGDT/TVSベースの方式の100分の1となる10pA以下のリーク電流を維持することが可能だという。
なお、同製品の単価は3.40ドル(1000個以上、FOB USA)ですでに購入が可能。評価キット「MAX30034EVKIT#」も25ドルで利用可能な状態になっているという。