ネットイヤーグループは、運用のコスト負担を軽減し小規模からの導入も可能なDMP(データマネジメントプラットフォーム)、「NEURON DMP(ニューロン ディエムピー)」の販売を12月19日より開始することを発表した。

NEURON DMPは、トレジャーデータが開発したプライベートDMP「TREASURE DMP(トレジャーディーエムピー)」をネットイヤーグループが小規模導入を検討している企業向けに商品化したもの。同社は、最近のビックデータ需要に注目、人材の確保やシステム投資などで導入を躊躇する企業向けに同製品を販売する。大規模導入を目指す企業には、引き続き同社が販売代理としてTREASURE DMPの導入・運用支援を行う。

NEURON DMPサービス概要(同社資料より)

DMP(Data Management Platform)は、主にサーバーに蓄積されたビックデータを一元管理して分析、整理し広告配信などに活用するプラットフォームのことで、自社データではないWebなど広く外部のデータを解析する「オープンDMP」と加えて自社サーバーやクライアントとの取引など自社における顧客データも解析する「プライベートDMP」の2種類がある。

ネットイヤーグループ Webサイト

今回のNEURON DMPはプライベートDMPにあたり、機能においては、様々なデバイス、サービスで運用されてきた会員データ、行動ログ、購入履歴、来店履歴などの顧客データを一元管理し、分析。オムニチャンネルでの施策実施などに役立てることができる。NEURON DMPでは導入コストや運用コストを抑え、小規模導入が可能で、NEURON DMPでは最短3日での運用開始が可能としている。

Treasure Data Webサイト

世界的にスマートフォンで物品やサービスを購入するユーザーが増加しており、パーソナライズドオウンドメディア構築・運用、マーケティングオートメーション、キャンペーンマネジメントなど小規模からでも多彩なオムニチャネルを実施できる。月額10万円からで初期設定料は、30万円から(契約データ量に応じて変わる)。