ドコモ・ヘルスケアは10月27日、ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド 3」の早歩き歩数データを用い、日本で一番せっかちな都道府県はどこかを調査した結果を発表した。
「ムーヴバンド 3」は腕に着けるだけで、歩数・睡眠(時間/状態)・消費カロリー・移動距離などを計測でき、「歩数」「移動距離」といった運動の量に加え、「走行」「早歩き」「歩行」といった運動の強度、睡眠時間と睡眠の状態(深い・浅い・覚醒)などもアプリで確認できる。
同社は今回、「ムーヴバンド 3」の利用者男女1万362人について、居住都道府県と歩行歩数および早歩き歩数のデータを集計。「ムーヴバンド 3」では、4.3METs(約93m/分)を「早歩き」と定義しており、早歩きの割合は、「早歩き歩数÷(歩行歩数+早歩き歩数)」という数式から導いたもの。
その結果、歩行総数に対して早歩きの割合が最も高い「日本で一番せっかちな県民」は、神奈川県民で、早歩き率は平均29.2%であることがわかったという。
2位以下は東京都、埼玉県、千葉県と続き、上位を関東地方の都と県が占めた。
一方で、数値が最も低く、一番のんびりしていたのは鳥取県。その早歩き率は平均12.3%、早歩き歩数は590歩で、1位の神奈川県とは1568歩の差があった。
また、東京都民と大阪府民の早歩き率を比較したところ、都民のほうが1日3%多く早歩きしていることがわかった。歩数全体ではほとんど数値に違いがないが、早歩き歩数では、東京都が1日平均209歩多いという結果となった。