ビー・エム・ダブリュー(BMW)は9月27日、電気自動車「BMW i3」の新型モデルを10月1日より販売すると発表した。価格は499万円~607万円。
新型BMW i3は、エネルギー密度を高めることでバッテリー・サイズを変えることなく33kWhの大容量を達成した新開発リチウムイオン・バッテリーを搭載。これにより、室内スペースを損なうことなく、従来モデルから70%アップとなる一充電走行距離390kmを実現した(JC08モード)。また、647ccの発電用エンジンを備えたレンジ・エクステンダー装備車は、走行中にエンジンが電力を発電し、航続可能距離が更に121km延長され、合計で511kmの走行が可能だという。
また、新たなインテリア・デザイン・パッケージとしてクールで高品質さを主張する「ATELIER」、モダンでナチュラルな印象を強調する「LODGE」を追加。高級感を訴求する「SUITE」とあわせてそれぞれ3つのデザインラインをモデル・ラインアップに設定した。
装備面においては、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール」などを含む「ドライビング・アシスト・プラス」に加え、狭いスペースの駐車をサポートする「リア・ビュー・カメラ」や縦列駐車のステアリング操作を自動的に行う「パーキング・アシスト」などを含む「パーキング・サポート・パッケージ」、さらには、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供する「LEDヘッドライト」を、LODGE、およびSUITEに標準装備とした。