アイビーシー(IBC)とコンセンサス・ベイスは8月2日、ブロックチェーン(分散台帳技術)分野で業務提携を発表した。今後、業務提携の形として資本提携を視野に、ブロックチェーン事業を実証実験の経験をベースに推進していく。
IBCは創業以来、ネットワーク・システムの性能監視を中心とするツールの開発・販売、性能評価サービスなどに特化したネットワーク・システム・ベンダーで、2015年9月に東証マザーズに上場している。
一方、コンセンサス・ベイスは、ブロックチェーン技術専門企業として事業を展開し、専門的な知識と技術を有する企業として同分野のアドバイスやコンサルティング、開発を行っている。ソフトバンクや大和総研、セブン銀行、インターネットイニシアティブ(IIJ)など大手上場企業を中心に取り引きがあり、開発や実証実験を通じ、実際のビジネスにおける問題や応用方法の経験を持つという。
今回の提携により、IBCが持つネットワーク・システム市場の知見とコンセンサス・ベイスが持つブロックチェーン技術の融合により、急速に立ち上がりつつあるブロックチェーン市場を開拓していく方針だ。