ZMPは7月28日、400Gまでの加速度を最大5カ所で計測可能な「ZMP IMU-ZCube 多点計測ロガーパッケージ」の販売を開始すると発表した。
同製品は、大きな衝撃や加速度が発生する車両の部材や移動体に搭載し、複数の箇所でのデータを取得可能な商品。構成としては、小型6軸モーションセンサ「ZMP IMU-Z Cube」を標準で4つ搭載し、追加加速度センサにより最大5箇所で計測が可能。また、追加センサの代わりにGPSモジュール「ZMP Position-Z2」を追加すれば位置情報を計測できるほか、9軸モーションセンサ「ZMP IMU-Z2」を追加して車両の姿勢検出することも可能。同製品についてZMPは、部品の強度設計や走行路面の調査、建機農機をはじめとする移動体における走行状態の調査など、短期間でのデータ取得などが求められる状況に適しているとする。
価格(税別)は120万円で、追加オプションの小型6軸モーションセンサ「ZMP IMU-Z Cube」が10万6000円、9軸モーションセンサ「ZMP IMU-Z Cube」が29万8000円、GPSセンサ「Position-Z2」が12万8000円となっている。