アドビ システムズは31日、同社の公式ブログ「Adobe Creative Station」において、次期アップデートでPhotoshop CCに搭載予定の新機能「コンテンツに応じた切り抜き」を、デモンストレーション動画とともに先行公開した。

「コンテンツに応じた切り抜き」は、Photoshop CCの次期バージョンアップの際に搭載予定とされる新機能。

写真の水平を取る際に「切り抜きツール」の「角度補正」などを用いて傾きを補正すると、それによって生じた余白部分をトリミングする必要があったが、今後追加される「コンテンツに応じた切り抜き」を使えば、画像を拡大や回転したときにできる空白部分を、Photoshopがピクセル寸法を検知し、隙間を違和感のないように自動的に埋めてくれる。

同ブログでは、「空または地面を増やして地平線を移動させる」、「画像の外側にコンテンツを追加して、縦横比を変更する」、「画像を回転させた際に発生する四隅の空白部分を適切なコンテンツで埋め、望まないトリミングをする必要をなくす」といった利用例を挙げている。