ビー・エム・ダブリュー(BMW)は4月27日、今年1月から注文受付を開始した新型のコンパクト・スポーツ・カー「BMW M2クーペ」を5月3日~4日に開催予定のSUPER GT 第2戦「FUJI GT 500km RACE」が行われる富士スピードウェイで日本初公開すると発表した。
5月3日の予選レース前(14時15分頃出走)、および5月4日の決勝レース前(12時40分頃出走)にデモンストレーション・ランが行われる。デモンストレーション・ランに出走するBMW M2 クーペの車両は、サーキット内のレストラン ORIZURU前で、両日一般来場者向けに特別展示される。
BMWの高性能モデルを手がけるBMW Mが開発したBMW M2 クーペは、1985年に登場し高性能スポーツ・カーのベンチマークを確立した初代の「BMW M3」と、1973年に誕生した「BMW 2002 ターボ」の伝統を引き継ぐ、コンパクトなBMW Mモデル。
コンパクトなボディに、新開発の直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、BMW 2シリーズ クーペの通常モデルから前後のトレッドを拡大しており、フェンダー・パネルを拡幅した専用ボディを採用している。
また、7速Mダブル・クラッチ・トランスミッションの「M DCT Drivelogic」、剛性とバネ下重量の軽量化を実現した専用サスペンション・システム、あらゆる走行状況下でトラクションを確保する「アクティブMディファレンシャル」などを採用している。