4月13日(現地時間)、MicrosoftはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションのインストールを容易にする「Windows App Studio Installer」を本日リリースした。同社はコーディングを必要とせずにUWPアプリケーションを開発する「Windows App Studio」をWeb上で提供しているが、以前はPowerShellスクリプトを使用するなど、インストールまでの手順が煩雑だった。Windows App Studio Installerのローンチにより、作成したアプリケーションを友人や家族間で簡単に共有可能になる。
Windows App Studio上で任意のUWPアプリケーションを作成すると、ソースコードのダウンロードやWindowsストアでの公開が選択できるが、Windows App Studio installerをインストールしている環境では、Appパッケージのダウンロードが可能になる。ダウンロードボタンをクリックすると、パッケージおよび証明書のダウンロードと共にインストールが始まるが、事前にWindows 10の設定を「サイドロードアプリ」もしくは「開発者モード」に切り替えなければならない。
公式ブログに記事を投稿したMicrosoft Windows App Studioチームは、「本ツールにより、Windows App Studioでビルドしたアプリケーションの共有が楽になる」とアピールしつつ、ファーストリリースのため、ユーザーのフィードバックやフォーラムへの参加を呼び掛けた。
阿久津良和(Cactus)