ラティス・テクノロジーは2月18日、点群を含む大容量3DモデルをMR(複合現実感)環境で検証可能にした新ソリューション「XVL Studio Hybrid for MREAL」を開発したと発表した。

同製品では、点群モデルと大容量3Dモデルを統合して検証するDMUソリューション(デジタルモックアップ:仮想モデルで設計や生産工程を検証する技術)を、キヤノンのMR環境の上に実装。例えば既存設備の点群データと新設備の3Dモデルを仮想環境で統合し、その環境の中に自分の体をおいて、自分の視線で設備の状況を確認することが可能になり、動線や安全性の検証を体験しながら検証できるとしている。

「XVL Studio Hybrid for MREAL」はキヤノンITソリューションズより2月22日から発売される予定で、価格(税別)は1ライセンスあたり600万円、年間保守が1ライセンスあたり120万円となっている。

「XVL Studio Hybrid for MREAL」の利用イメージ