ラティス・テクノロジーは10月22日、大容量データに対する描画性能を向上したDMU(デジタルモックアップ)製品「XVL Studio」の最新版 Ver.13.1をリリースすると発表した。
新バージョンでは、軽量3DフォーマットXVLの最新形式U-XVL Ver.11に対応し、グラフィックボードのnVIDIA Quadro2000搭載端末であれば最大で約5倍、Intel HD Graphics 2000以降の搭載端末であれば最大で約4倍の描画速度を実現した。これにより、巨大な3Dデータを利用した設計のデザインレビューや、組み付け工程の検証といった作業性を格段に向上させることができるという。
同社は今後、最新のU-XVL Ver.11にXVL製品群を順次対応させ、さらなる機能と性能向上を実現していくとしている。